各地の活動

東京が取り組んできたこと(近藤順一)
 「日の丸・君が代」の強制・処分・処分と連動して強行される思想転向を目的とした「再発防止研修」に反対し、都教委や校長への要請、監視や抗議行動、市民へのアピールを続けてきた。

当面の主な課題(ひのきみ全国ネット<東京>)
安保法案が衆議院を通過し、安倍政権の教育に対する攻撃も強まっている。この夏の取組は特に重要である。
  1. 学校現場での「日の丸・君が代」強制に反対する。
    処分に反対し、「再発防止研修」中止を求める。特に「減給処分」が明確に違法であることを明らかにする。また、分限処分の圧力に反対する。
    裁判で減給処分を取り消された現職教員への再処分に反対する。
    進行している「再発防止訪問研修」「センター研修」反対の取組を強化する。
  2. 全ての処分撤回、憲法判断の勝利を目指す裁判闘争を支援する。
    減給・停職処分が、処分権者の裁量権逸脱・濫用であることを明らかにし、さらに、戒告処分撤回を目指す。
  3. 安倍政権による教育の国家管理・統制に反対する。
    1. 道徳の教科化に反対する。
      検定・道徳「教科書」の制定に反対する。
    2. 歴史修正主義・「愛国心」の教科書採択に反対する。
      実教出版教科書の不採択の動きに反対する。
      「領土問題」などでの政府見解の押し付けに反対する。
      教科書採択に学校現場の教職員の意向を反映させる。
    3. 自衛隊の教育課程への導入に反対する。自衛隊の学校現場への介入、児童・生徒の参入・訓練に反対する。
    4. 「新教育長」制度による学校現場への統制・管理強化に反対する。
    5. 「市場原理」に基づく学校再編に反対する。
  4. 学校現場への行政の管理・統制に反対し、校長の独断的学校運営に反対する。教職員の意見が反映する学校運営のシステムを確立する。











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